金曜のアイスカチャン

あと数日で、2歳と10ヶ月になろうとしている息子。

目下、自らを”おにいさん”と感じれる瞬間が最高のステイタスな模様です。

コーヒーを一口すすって　”おとなあー”と自分でいってふんぞり返ったり

重い荷物を持ち上げては　”ままたすかる？おにいさん？”とぐいぐい聞いてきたり、します。

そんな息子と、保育園を当たって、とってもジェントルに、でも門前払いをくらうワタシタチ。

来年一杯まで、無理なんだそです。さすが共稼ぎの国。甘くない。

「いっぱいです、だって」




と息子に告げると、２歳ながらに凹む。


私も、いい歳して、まだ数件しか当たってないのに、凹む。



息子の提案した案。



「ネオくんおにいさんだから、あかいまどのしょうがっこうに５じはんになったらいく。いっぱいあいてるから。まま。そうしよう。」

それはね・・・と断りながら、凹む。



こんなシケた気持ちで金曜日をスタートさせてはならんでしょう。


サムシングスペシャルな事をしないと嫌でしょう！


と、保育園を断られた勢いで、隣駅、大きめのモールです。

ここで、ついにいっちゃう事にしました。アイスカチャン。こちらのカキ氷です。

移住が決まった際、2歳の息子に、なにか楽しみにして欲しいと、マーライオン、アイスカチャン（カキ氷）、そしてコピ（コーヒー）をすり込んでみました。


夫と電話するたび、「カチャンかべた？（たべた？）」「コピは？」と聞き


夫に毎回「まだなんだよー」といわれては「パパばかだよー」と言ってた息子。



夫と３人でデビューをとおもったけど、もう、いいっしょ。金曜だし。

という事で、息子自身にオーダーさせる。



「アイスカチャンください」　



「はいはい、あらまあかわいいこと。」



ってな具合で、おばちゃん、作りにかかります。

でてきました。派手な氷。いいね、金曜っぽいじゃん。

慎重に指でテイスティング

いける。とわかった様子、がぶがぶ行きます。

食べきれず、実のところ私もそこまで量がいけず、途中でギブアップしつつも、嬉しく帰宅。


「あたしたち、ひやけしちゃった。」と、お風呂あがりにクリームをぬりぬりする様子は
　”おにいさん”ではないけれど、これまた至福のひとときのようで。

Niceフライデーとなった、息子とワタシのアイスカチャンデビューなのでした。



皆様どうぞよい週末を。


Love Mio