2011/03/19

お星様より、お母さんへ

お星様より、お母さんへ




「節電の協力とおもって、湯たんぽで足を暖めてる」って、メールをよんで





静々と、普通に・・・出来る事をしているお母さんの姿が目に浮かんでね。




「一人じゃないと感じれる瞬間が多いほど、怖くない」とも書いてくれたでしょ。





そしてそういう事を実感できる現代のツールをさ、




東京で話したけど、ツイッターとかね、自分で選んで読んでるブログとか




そういうのを、まだギリギリ、ワタシは利用することができるけど




お母さんの世代だと、そういう手段は少なくなるもんね。




そんな事をハッ、と思ってね。




だから・・・お母さん、今日も元気にしていますか?




昨日はね、素晴らしい一日だったの。




お店に置く募金箱を3つ持ちながら、







3つのお店を回るまでに、




「日本のでしょ?」って。「そこに募金していい?」




ってね、呼びかけていないのに、何人募金してくれたかわからないのよ。





みんなね、余ってる小銭とかじゃなくってさ、お札をバンバンいれてくの。




「ちょっとまって」ってスタッフルームに入って




お金を握り締めて出てきたフェラガモの店員さんとかさ




レストランで食事をしている夫婦とか、バスを待ってる欧米の人。




レジ袋をもってお使いがえりの、サンダル履きの初老のおじちゃんとかさ




ありとあらゆる人よ。




そんなのに半日一緒にいた、健太郎とひいちゃん




ひたすら驚きながら、一緒になって、一人ひとりにお礼を言っては





ああ、お姉ちゃんシンガポールっていいねえ。ああ、なんか凄いなあ




ああ、なんか気持ちがいいなあ、楽しいなあ、人が優しいなあ




そんなような事を、何度もなんども、




行く先々で健太郎が、口に出して言うもんだから




それを聞くたび、ワタシも本当に嬉しかった。




なんだろうね、




こちらで生活する事そのものに、罪悪感みたいな気持ちがぬぐえないでいたけど




さっき




身近な人を幸せに出来ないなら、日本にエールは届けられない。って、






このタイミングでそんな事を読んでね。





目の下にクマを一杯つくって、きっと肩身の狭い思いなんかもしながら




こっちを訪ねて来てくれたケンとひいちゃんには、





沢山沢山充電して、笑顔の貯金も満タンにして、帰ってもらおうと



改めてそう思えたのよ。




本当に久しぶりにお休みを取ったタケちゃんも




すごくいい一日だった。って言ってから眠ったの。





そんな事は少ないのよ。




タケちゃんにしたら、「偽善だ」なんて言われたりもしながら





それでも取り組んだ募金箱の設置だったのね。





胸いっぱいだったと思うの。





ネオはもう、言うまでもなく、ずうーっと笑顔でいたよ。






夕べそちらでは月を見れた?





ワタシからの今日の一日の報告が





お母さんの胸に届いて




一人じゃないって感じる瞬間に混ぜてもらえることがもし、できたなら





そう願いながら書きました。



読んでくれてありがとう。



Love,

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