2011/03/06

息子の友情:東京ルポ2

東京より皆様へ



金曜日の夜は、息子が日本で通っていた保育園のお友達が集まってくれました。




星に渡ったころ、毎日のように、日本のお友達の名前をつぶやいていた息子




新しい事を日々吸収していくかわりに




日本のお友達の名前をつぶやくことが、しだいになくなって行きました。




日本のお友達からの年賀状を見て




実はあまりピンときていなかった息子を見たときは




なんともいえず勝手に胸が痛かったワタシです。



ですが




みんなと会った息子のうれしそうな笑顔といったら。




駆けずり回って、すっころんで・・・




そこらじゅうにあるものが、おもちゃになって




お友達にできた小さな小さな妹を抱っこさせてもらったり




頭も心も体も、ぜーんぶ満たされて騒いでいる姿を見て





日本に帰ってきた大きな価値を感じました。




ママのみんなも、皆、仕事に育児に、加えて自身で参加しているボランティア・・・





ともかく、週末まで一気に駆け抜けるようにしてすごしているのに




ご飯やギフト、おいしいお菓子を準備してくれたのに加え

とびきり暖かい笑顔と




ちっとも変わらない口調とやさしさで、息子とワタシを




迎え入れてくれました。




みんな、お迎えの時間と仕事の兼ね合いや




2人目の育児との兼ね合いや




控えた引越し




それに働く社会人としての大変さ




少し少し、それぞれ抱えていたりして・・・




そしてそれをみんなでじっくり話せるほどには




子供達は静かではないのだけれど(笑)




すっごく、素敵でした。主婦として、母として、社会人としても



何一つガサツに取りこぼしていないのに、




「素敵にしなきゃ!」っていう変な力みも




誰にも出ていなくって。



”ママ友”の”ママ”の部分をとっぱらっても



ずっと付き合っていきたい人達と



なんと息子の保育園を通じて出会えた事は相当にラッキーだったと今も感じます。




駅前でみんなそれぞれの方向に帰っていく姿を見送り



もう「またあした」




とは言えない寂しさが、胸をちくっと刺したけれど




その後すぐ、寝てしまった息子の寝顔がすべてを物語っていて




それ以上に暖かい気持ちでいっぱいになった金曜でした。




こんなにもいいお友達と離れて暮らす息子のために




ワタシや夫ががんばれることは何でしょう。




大人の都合、で終わらせてはいけないんだわ。




そんな風にも思う、東京の夜が更けてゆきます。


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2 件のコメント:

  1. とーっても素敵な夜を、ありがとう!!

    Printyちゃんのような素敵な女性と出会えたこと、こちらこそ嬉しく思っています。娘が引き寄せてくれた、このご縁。これからも大切にしていきたいな。

    色々お話が聞けて、本当に楽しかった。
    ネオくんが、遊びの中で「はい、30ドルです」って言っていたこと、言葉がものすごーくしっかりしてきたこと。子供はみるみる成長してゆくけど、でもやっぱり変わらないネオくんにも会えて、すごく嬉しかったです。

    また会いましょう。次回はシンガポールかな^^

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  2. Masausaちゃん

    忙しいなかコメントありがとう。ひさしぶりー。とあったあとには
    もう、「またいつか・・・」のお別れになることがもう切ない限りだったけど、会えたことが本当に嬉しかったわ。

    ネオがサナちゃんと走り回った姿が心からうれしくってね。

    定期的にぜひ、世界のどこであっても会い続けていきたい!
    そして、とりあえず次回はシンガポールへ^^!
    アレンジなどなど、本当にありがとうね。

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