2011/01/05

夜中のサニーサイド、夕方のサニーサイド

シンガポールより皆様へ



前回のお話を読んでいただき




ブログの脇にあるメール機能から、励ましのメールをくださった方がいました。





「お会いしたことの無い人にメールを送るのははじめてですが」






という前置きから、




ご自身の息子さんの園選びのご経験のお話など、言葉の一つ一つが





とってもあたたかく、






ブログを通じて、まさかこんなメールまでいただけるなんて、と






めずらしく、うとうとしてはまた起きてしまう昨夜でしたので






夜中に何度も読み返しました。






本当に、夜中のサニーサイドでした。




今からゆっくり、返信をさせていただこうと思っています。






さて、息子のプリスクールのお試し期間、今日で3日目となりました。






最初の2日は、ワタシもつきっきりでよかったのですが






明日はお部屋に入らずに。との事でした。






息子には「ちょっとお話があるよ。」と






「保育園ね、こどもだけのところなんだ。だからママちょっとお外でちらちらって、ね、見てるから。」





というと「わかったよ。ちらちらってみるんだ。ちらちらってね。」





と、理解をした様子で、3日目の今朝は普通にお部屋に入っていきました。






それから1時間の間。






息子があんな風に泣くのは殆ど初めてみました。






日本での保育園の始まりにおいて





泣き叫ぶわが子を置いて園を去る、朝の辛さ。





たまたま、息子にはそれが殆どなく





たいがい、安定していました。





という事で





ワタシは胸が張り裂けそうなシーンへの経験値と耐性が、





非常に低い上に、






自分は泣き虫です。






泣き叫んで叫んで、先生の手を振り払って玄関に進もうとする息子






どうにも、つらかったです。






泣きながら、先生が持ってきてくれる知育玩具に、一瞬没頭し






そしてまた泣く。






そのアト、ランチまでは、椅子にうなだれ、ボーっと。






ただひたすら、カーテンのかかった窓のほうを、向いていました。






ワタシは本当に少ない隙間から息子を2時間と少し見守り






思いのほか頑張って食べたランチをみとどけ、早めに迎えにいきました。






「ご飯にわかめがはいってたの」「きょうはナシじゃなかったよ、まま」





「ねおくんちょっとないちゃってさ。ぼっと(=ボーっと)してたんだ。」





という話を、してくれました。





時と共に、慣れるものと思います。勿論、先生もそう、仰います。





ですが、このたったの3日間ですが





同じなれるのであれば、この慣らされ方は、ワタシが、嫌かな。





そう感じました。





息子が今トライアルをしているスクールは、その教育メソッドが有名です。





メソッド自体は、うんぬん言えるほど知識も深くない上、良いと思っています。






けれども、やはり、端的に言って、ちょっと先生方が厳しすぎる感





そこから来る不安感が、ぬぐいきれないままになっています。





特に園長先生、目力抜群のご注意・お叱りのシーンは幾度もみましたが





やさしく抱きしめるというシーン、笑いかけているお姿もみていません。





公平性、自立性、エトセトラ・・・色々とあるのでしょうが






基本的に先生が子供を抱きかかえている。ハグしている、子供と大笑いしている





そんなシーンも見ません。




もう十分に、静々と、”いい子”でいる子供たちへの





先生方の比較的厳しい語調での促しなども、気になります。





それが、先生の人間性か、方針によるものか、状況によるものか




3日で判断したり、ガタガタ言えることではもちろんありませんね。





けれどもやっぱり、子供が好きで仕方が無い!!





その気持ちやお人柄が、もう、顔の皺1本1本にも出ているような。





そういう園長先生が率いているような、そんな先生にあふれる、そういう園をまた探しに





やってみようか、と思いました。







実は今日の午後に1件アポをいれていた園に行きました。





カラフルな滑り台、乗れるタイプの車がポーチに沢山出ている園





息子の好きな「おじさんやきそば」のモールの傍にある園です。





でていらした園長。




息子への声かけの仕方、息子をちょっと呼びかける際、Darling  と、呼んだ一瞬






園の中の子供たちのはつらつと、歌って踊る様子






園の中がカラフルなこと。皆が「輪」であったこと。






一連を拝見したアト





「それでいつごろ・・・」という所に話が及んだとき







「実は」と、現在、ご縁あって入れたプリスクールのトライアル中であること





3日目にしてUncomfortableな気持ちであること





というのも・・・というワタシの気持ちの話。





マットレスからはみ出さないように遊ぶ姿などの話





まるで母親に話すように、どわーーーっとおはなししました。





うんうん、うんうん。うんうんうん。と、ひたすらお話を聞いてくださり





「私もね、そのメソッドの資格の受講をしたことがあるの。」





そのメソッドの学校のお子さんは、いい子で静かで、椅子を一つしまうのもそっと。なのよね。





もちろん、それは悪くはないの。合うお子さんもいるわ。





ブランチによってもまた違うはずよ。





「けど、わかるわ、あなたの言いたいこと」と仰いました。





だって、私にとっては、やっぱり、子供は子供なのよ。





子供は楽しく、色んなことに触れて、見て、感じて、体の中のエネルギーも放出していかなきや。





だから新学年の時期の今はね、カリキュラムにそわなくたっていい、





まずいちばんは





子供の心の安定の様子を”シュア”にしていくことよ。って皆に伝えてるわ。





どれだけでも、抱きかかえてあげなさいってね。





今、3日目の園でトライアルをするきっかけになった





ものすごくいい先生、その先生は異動になったって聞いて・・・と





殆どもう、世間話のようなことに話を及ばせると






「もしかして。こんな感じのひとじゃない?」と仰るので






先生の名前を言うと、「彼女、うちの先生の友人なの」






「ちょっと疑問を感じて、辞めて、昔の園にもどったのよ。」






「狭い世の中ね」とニッコリ、笑いました。






3ヶ月に1回、遠足、ハロウィンには仮装、その時期時期の、イベントを大事にしているというその園






1月末で、フランス人の子が国に戻られるということで





2月なら、空きがでるわ。





という事でした。




沢山見てもいいと思うの、この近くだとね、ココとココがあるのよ。






とそんなお話までしてくださった先生。




夜中と、夕方に、サニーサイドを見た今日でした。






皆様仕事初めの方も多いかと、今夜も長々と、ごめんなさい。





次あたりは、もうちょっと軽いファッションの話でも、ですね!
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