2011/04/27

クレーム and ジャズ

シンガポールより皆様へ



息子とワタシは毎朝、公共のバスで園に行っています。



園で先生に迎えられている姿を見て、その日の元気を見届けて



暑くなりすぎる前の、星の朝の空気の中、



大きな大きな木を空と一緒に眺めながら



少し先のバス停まで歩いてから帰る毎日です。



降りるにあたってはブザーをならして扉が開いて、パスモのようなカードを



出口にある機械にピッとタップして降ります。



先日、バスのキューーっという停車が済んでから、



よし、降りよう。としたら扉が閉まってしまいました。



「すみませーん」と大きな声で言うワタシ



そして、あわててブザーを再度ならしてくださった周りの方



ですがバスは発車してしまいました。



坂道を通って次の停留所になってしまう。



運転手さんの横に行き、今、降りるつもりだったんだけど、閉まっちゃって・・



ちょうど停車していたので、ここでおろしてください。と言いました。



・・・無視。



・・・。


無視に思わずムッとして同じ発言を繰り返したワタシ。



運転手さん、まずはイヤ~な感じに中国語であしらいました。



そうなってくると、なんだかもう、怒りも沸きに沸いてきて


「中国語はわからないんですけど!?」と。。。出来ない自分はサテおきです・・



すると最後に、「俺はドアを開けただろ?」と英語。



「だから、間にあってないでしょう。見てなかったんじゃないです?!」



そうこうするうちに次の停留所


そしてバスを降り、


ブリブリしながら息子と園へ歩きました。



「あらあら、まあまあ」で、終わらせなかったその朝の自分



ホルモンバランスが最低だったか


青空に向かって吠えました(笑!)



園の先生に、今日は病院に行くので午後一番でお迎えに・・・



そんな事を話す口調もまだ直前の感情をコントロール出来ていないワタシ



そして先生に愚痴です。



「いま、何番のバスに乗ったら、カクカクシカジカ・・・」



すると先生、即



"OK,それコンプレインできるから、バス番号覚えてる?ネオは無事だったの?”



行き先のバス番号ではなく、バスナンバーがあって(ナンバープレートの事)



それを告げた上でレポートするのが一番だと。



そんな番号は毛頭控えてもいなかったワタシ。



「駅でチェックできるから。それか、何時にどこを通過したバス、って、形でレポートもできるのよ。」



今回その後行った駅とバスターミナルのオフィスでのやりとりで



そのパスモ的カードに、乗車時刻・降車時刻は記録されているとわかりました。



情報武装の上、英語も頭で一旦整理つけてから



カスタマーサービスに電話レポート完了です。



バスのターミナルの気のよいおじちゃんは、



「いいかい?運転が荒くてね、とかそういう事も添えてしまいなさい」と仰っていましたが・・・



それは言いませんでした。



一応、こんなコトを書いておいて自己弁護をするようですが



ワタシは普段から、タフカスタマーなワケではありません。



どこかへの訴えって、人生で片手で数えるほどです。



ドアが閉まったことも、その後開けなかったことも


こう、例えば、



「次停留所まで運賃の関係で無理なのです」とか・・・(思えば理由はそうだったのかなと。)



「できないよ、わるいけど~」みたいな一言か



なんでもいいんですが



何にも一言も無かった事に腹をたててしまったワタシ。



ただ、バス番号の件しかり


カードに乗車時間と降車時間が記録されるというしくみや


色々な事が情報として今回でわかり、


これは落し物のときとかも使えるね、なんて思って


あーもう、シンガポールのバスはヤ!!


と思ってしまいそうな気持ちにはストップがかかりました。



その後、午後には、ものもらいが再発した息子と病院に行って


通り道のデパートでたまたまジャズの生演奏&歌が聞けて


話が通じなかったからって、


”自分の事でブリブリしちゃって、あたしも、ダサかった”


そんな風にも思えました。


Love, it's all that I can give to you ♪


なんて歌詞がタイミングよく、心地よくもありまして。



ジャズってあまりにも知識が無いながらに



なんだか、最近イイです。



帰りは、US,Jazz Apple という銘柄のリンゴを1つ、カゴに入れました。



L.O.V.E





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