常夏の記憶

シンガポールより皆様へ




以前、この回で登場しました、すこぶるスマートなワタシの友人




時間生物学(Chronobiology)について研究をしているというつながりもあって




こんな抜粋をこの夏の始まりにみんなに共有していました。




「時間のたつ速さ」
 "時間の経過に関する認識は記憶した出来事の数に比例している。記憶に残ることが沢山あった時間は、後から振り返ったときに、ゆっくりと流れていたと感じ、何も記憶すべきことがなかった時はその時間があっという間に過ぎ去ったように感じるのだ。"　

"記憶は印象の深さや感動した強さによって蓄積される量も変わる。だから、小さいことにも感動する子供の時は、ゆっくりと時間が過ぎ、何も感動することなく過ごしている大人の時間は矢のように、過ぎ去ってゆくのです。”

 "ということは、何事にも好奇心を失わず、感動する気持ちが、1年を長くする秘訣だというわけです。" (2003 日本科学未来館 時間旅行展 時間エピソードチェアーテキスト) http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/time/



そして



「日本で過ごす今年の夏は、どれくらい長い夏になるのか。」






そうつぶやいていました。




納得した後での、このキレのある締めくくり。唸ってしまいました。




こちらに来てからずっと夏





そんなワタシもここで１０ヶ月が経過しました。





でも、まだ１０ヶ月、１年未満です。





案外長い気がします。





常夏だからでしょうか？





先週、弟一家が星に訪ねてきてくれました。

あら？弟、3月に来たんじゃ？と思われた方はありがたく、マニアックです。






弟さん双子だもんね。と思われた方は、お会いしてお礼を言いたいくらいです。

という事で、もう一方の弟が家族で来星してくれました。

ついに電話のバイブ機能が壊れるほど？電話が鳴りまくっていた夫ですが







夫も途中、一緒に行動しまして、楽しくもあっと言う間、濃い３日間を過ごしました。

その様子はこちらに沢山の写真と共に纏めてございます＾＾

今回来てくれた弟一家で、星まで、飛行機で来てくれた方々は






何かのついでに私たちに時間を割いてくれた方も含め






１０ヶ月で実に９組になります。





会えて嬉しい、と言いながら迎え

いやあ楽しいね、見てみてこれー、と一緒に時間を過ごして

離れるのがさびしい・・・と手を握って、見送る。

そんな想いを繰り返し繰り返ししてきたこの１０ヶ月

忘れられない、記憶の積み重ね。

”記憶に残ることが沢山あった時間は、後から振り返ったときに、ゆっくりと流れていたと感じる”

常夏。







皆を呼び寄せてくれる、シンガポールという国に、感謝しています。







Love,



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