ナイショの話

朝と昼、一緒になっちゃった。



休日にありがちな、そんな気の抜けた一食も



「ブランチ」って言うだけで



スタイリッシュに昇格するものかなと。



先日、”気合を入れた”ブランチに行きました。



電車に乗って、ちょっとタクシーもつかっちゃって。



以前から、”いつか！”と、狙いを定めていたお店。



みんな車で、わざわざブランチしに来てる。そんなお店でした。

エッグベネティクトや、オムレツ、などなど、数々の卵料理。

”Usual suspects”だなんて！

初めて飲むベルギービールに出会って嬉しそうな夫。

”The sleep over " という、ワタシの注文したそれは、

My Best フレンチトーストに入りそうです。

本当は座りたい席に



ちょっと手違いがあって他のご家族が通されて



マネージャーとおぼしき人が謝ってくれました。



「おおー、ｻｰﾋﾞｽってこういう一言あるかどうかなんだねえー。」



なーんて話していたら、今度はたまごの絵のＴシャツを着たおじさんが登場して・・・



私のミスで。



と、再度謝ってくれたんですね。




「マネージャーさんに言われたのかね？わざわざ気の優しいアンカーだねえ」




お手伝いのオジサンまでいい人で、お店の株は上がる一方。

すると、オジサン、



お会計の後、息子の手を引いて



お店の中のオモチャを見せてくれました。

息子が掴んだ、目玉焼きのランプ。



「持っていっていいよ」　と。



夫もワタシも、一瞬、



えっ？オジサン・・・そこまでしちゃって、・・・大丈夫？？



そう、思った時、



”It's Okay this is my place "



静かにそういわれて、びっくり。



オーナーだったんだ！と（笑）



彼はカイザーソゼなんじゃないか。と、夫と話した帰り道。（わかります？）




夜は夜で、このお店に。

ここは以前登場した、星で仕事をしていた彼女に紹介してもらった穴場です。




程よく大きな音楽もかかり




大きなソファの上で、はだしになってあぐらかいちゃって、

息子もはだしになっちゃって、

それこそ誰かのお宅のルーフにお邪魔しているような感覚。

遠くでビームを出してるサンズを、夜風の中、眺めながら

たった1杯飲んだだけで、




何かが、解けていきました。




この２軒、日曜日にあって、日本人はゼロでした。




海外に住んで、日本の、そして日本人のファンになっていく一方ではありますが



カフェなんかだと、



時として・・・



”ニッポンジンで大繁盛の大盛況！”　じゃあ無いお店に




うふふ。って、心のどこかで、思っちゃう事って、ありません？




・・・ねえ？




だから、ひっそり、こっそりと・・・貴方のお耳に入れました。

ナーイショ、ナイショ、^^

Love,



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