ワタシの英語、そして日本語

人の品性とはその多くが、会話に遣う「言葉」で決まる。
ただしそれは「敬語をよく知っていて上手に使えること」でははい。
むしろもっと日常の、主に家庭内で使われる言葉の質にこそ
品性が示されるのだ。
また逆に、毎日使うその言葉が
人の体の中に新しい品性をを育てていくのである。
つまり生涯その繰り返しで、人間の品質が決まっていくのだ。---本より抜粋



今週から１ヶ月、息子の園では私服での登園の期間が設けられました。

制服がパッとはまって、凛とした雰囲気を持った人って必ず居ます。



ワタシ自身に限って言えば、あまり制服がしっくりくる雰囲気ではなく



勝手に息子もあんまり「制服顔」じゃないな。と思っているので



この１ヶ月はいいブレイクだと思います。




だいぶ昔の話になりますが、ワタシが通っていた高校は、




「制服でも私服でもいい」　というポリシーで




そのフレキシブルな所が最高に好きでした。




さて、学校繋がりで・・・




現在ワタシ、クラスを受講中です。





”英語で日本語を教える”全１０回というもの。





たった１０回取ったところでどうなの？・・・と半信半疑で向かったクラス。

昨日３回目を終えてきましたが、これがすっごくイイ感じです。





先生は日本人で、星に住んで何十年というお方。





はい、いいですか？こうですよ？という感じで進めていくスタイルではなく





どちらかと言うと延々と先生が楽しくお話をなさりながら、





その間で質問やそれぞれの体験なんかも聞かれる形式で進んでいきます。





ノートに纏める事を先生が書いてくださるわけでもないので





自分で話を聞きながらノートを取っていますが





ワタシが一番初めにコレは！と思って書き留めた先生の言葉は




”自分の中にある日本語を意識する事が大切”




と、いうフレーズでした。　これは胸に響きました。




ワタシは、理数系は本当に駄目でしたし、今も駄目ですが、




歴史も弱くて情け無いですが




中学では、アクセントやイントネーションに凄く執着していた先生のおかげで




英語が本当に楽しく




高校では、「予備校に負けない授業をする」なんて仰った先生のおかげで




現代国語が、本当に本当に好きでした。




この２つが掛け合わさったような、今のクラス。




果てしなく、深い日本語。




大事な事は、言葉じゃないさ。って、それもまた真実でありつつ




”あの時、あの言葉が救ってくれた”って経験、




誰しも、やっぱりあると思うんです。




自分の中の日本語。




これを客観的に見つめる本当にいい時間になっています。

そして、ワタシが　”言葉”が好きな道の最初をつくってくれた、

母と、そしてあの日の絵本の数々を思ったりもします。

Love,

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Clubで聴いたKREVA

シンガポールより皆様へ


冷静になってからＰＣに向かおうか



興奮冷めやらぬままにキーを叩こうか、考えましたが



どのみち静かに眠りにつけそうにないので書き始めることにします。



今夜は、KREVA　聴いてきました。

もっと大きく出てしまうと、”KREVAに会いました。”　とも。



たまたまKREVAについて書いた、その翌週、





来星する、と、公開された情報を見て。




こちらのクラブは禁煙だし、

まあ、もう、イチかバチかという事で、今日園もお休みで




ゆっくりと家で家族で過ごし、昼寝をたっぷり取った息子も一緒に




出番の頃、３人で行きました。

ドア前でやっぱり、「ごめんなさいね」　といわれ、ああ・・・帰ろうか。

と、思ったすぐ後




「1人で行ってきていいよ。折角だから。」　と、夫がそう、言ってくれました。




あまりの引き際の美しさに家族ながら感激です。

一週間の日本バケーションに、夫を見送って心から良かった（笑）




じゃあ30分くらい・・・




という事で入るなり、入電。とにかく、一旦出てくるようにと。




隣の店に来て欲しいと。

何かあったかなと出て行くと　「今ここにKREVAいるから・・・」




ｸﾞﾚｰのﾊﾟｰｶｰを着た彼。握手してもらったという夫と息子。




残念ながら写真はNGでしたが、言葉を交わし、握手してもらいました。




周りはKREVA、そして関係者の人々と自分達だけの時間が過ぎてゆき、

そのまま、KREVA が出掛けるその瞬間、




息子は声を掛けてもらって、




そしてワタシが会場入りできた幸運でした




あまりに自然体だった彼




「頑張ってください」と、声をかけて　「いってきます。ありがとうございます。」　と




沢山の日本語を知って、あの瞬間出た言葉が「頑張ってください」か・・・と




咄嗟の自分の一言のキレの無さにびっくりですが。




Anyway...



夫と二人だった頃、池袋のクラブに来ると聞いて、でも見れなかったKREVA

スプリングルーブでもみくちゃになりつつ聞いたKREVA




そして、画面やイヤホンを通じて、幾度も聞いてきた彼の曲の数々を




約30分でしょうか。

ここ、シンガポールで、




小さなクラブのごく少人数のオーディエンスの中

すぐ、目の前で感じる事が出来ました。





長い長い、流れ星を見ているような、





飲んだレッドブルで魔法にかかっていたのではないかと思うような

信じがたい、夜でした。



Love,



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”ひっそり”が嬉しい場所

ある程度の人でにぎわっていたほうが、いい場所ってあります。



例えば、立ち飲みのバーとか、飲茶もそうでしょうかね。



お客さんのまばらな、街一番のステーキハウスって、ちょっと信用できないし、



お寿司屋さんで自分しかカウンターに居ないのもちょっと心配。



だけど



可愛いカフェだったら、人が少ないほうが「ラッキー」って思いませんか＾＾



少し前のことになりますが、そんなカフェに２軒、いきました。



ReStore Cafe

ひっそりとそこにある姿は、カフェだとわからず通過してしまいそうです。



でも、控えめに外に出してある黒板の文字が、

なんだか良さそう。



売り物としている、ビンテージの家具は店のインテリアにもなっており

いい感じのジャズが流れていて

焼きたてのベーグルに、ウォールナッツの入ったクリームチーズを塗り塗り。

その日は、



いつかはこちらへ移住予定。という東京から来た彼女から



可愛いお土産まで頂いてしまいました。

アローズのオモチャとか、包装からして美しすぎて泣けます。

お会いするのはこれが２回目でしたが、そのカフェを




「恵比寿にありそう」と彼女が言ったのを受けて




なんだか嬉しかったです。「そうそうそうそう」と。

何より驚いたのは、オーナーの素敵な女性の方が日本人だった事。




この人だからこの店なんだな。と思いました。




もう一軒は、おなじ黒板でもポップな感じ

というかお店中黒板だらけ。という学校のようなカフェ。

その名も、Old School Delights




黒板に見入る同じ顔の２人。

ローカルフードが食べれる路面の”カフェ”って初めてでした。




このお店も平日の６時ごろだったからか

とってもすいていて、大きな大きな瓶のようなカップで

思いっきりアイスコピを飲むの、なかなかオツでした。




またいつか、息子のお迎えのあと、




リュック背負って、そのままバスに乗っていってみたいなぁ

そんな風に思ってます＾＾



Love,




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先週のワタシ

シンガポールより皆様へ

また少しだけご無沙汰してしまいました。




どんな一週間を過ごされていらっしゃいましたか？

一週間ブログをかけなかった理由はいくつかあって、




一つは少しばかり忙しくしていたというのがありますが、




こちらでのワタシの「忙しい」なんてたかが知れております。




二つ目ですが、これなんですが・・・




先週火曜の深夜から、胃腸炎になってしまったんです＠＠！




お食事時の方もいらっしゃるか・・・




なので詳細控えさせていただきますが、いやはや、きつかった。




元々痛みなんかに弱っちいワタシではありますが、




あんな都心の病院にノーメークにボロッボロの姿で転がり込み




待合の椅子で寝そべり・・・恥ずかしさと、情けなさと一杯でした。



肩もみのところで「こってますね～」とか言われると




「そうでしょぉおおお」と、なんで嬉しいんだか解らないけど




なんだか、そう思う事ってありませんか？




先生が診察中に、素になって「ぅわ、超つらそうですね・・」と仰ったのが




なんで嬉しかったかは、それに似た感情でしょうか？




ともかく点滴してもらい、薬を頂き




お友達に駆けつけてもらったりしたお蔭様もありつつ




金曜には回復し、息子の保護者面談、行ってまいりました。

そして同じく金曜から、夫が日本に所用＆バケーションで帰国しております。




来月には３０歳という節目を迎える夫




思えば、というのも変だけれど・・夫はまだ２９歳なんだよなと思います。




異国へ家族と移住して、何もかもが初めてな中で



うかれる暇もなく次から次へと新しい挑戦に困難に



まあ大変な一年だったとハタから見てても思います。



２９歳から３０歳になる前って



誰しも、特別な感情になるものではないでしょうか？



そんな感情にも浸りながら



存分にもう、"Party ! " してきてくれたらいいな、と思う今朝は

前夜、相当よく眠れたからなのか、今日は親友の誕生日だからなのか

気分がいい朝なんだなと自己分析しております（笑）



それでは皆様、また来週に!





P.S. 先日KREVAについて書いたばかりですが、なんと来星するそうですね
金曜から、おおーどうしよう。と思っては動揺しています^^



Love,



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心の居場所、ママ時間

ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙより皆様へ


日本で。


まだハイハイをしていた当時１歳4ヶ月の息子が保育園に行き始めて

しばらくして


「ママ会を開いてみない？」と声を掛けてきてくれた子が居ました。


どんな日も清楚で爽やかな装いに、ママ用自転車が似合わない子で＾＾：


「ママ会」とかって、ちょっとワタシ大丈夫？って


本当の本当は、一番初めにそう思ったものです。


それは杞憂に終わり、


ママ友達は「友人」になりました。

小さな子供が居ながら仕事をする事に、胸を張れた、大きな理由の一つは


自分の「心の居場所」が、その時期きちんと


同じく必死な境遇の皆と、そこにあったからだ、と感じています。


皆２歳になる頃だったでしょうか。


「ママイキ」の主催メンバーのボランティアを１年がかりでやってみようかと


そう思っている。とその彼女から聞きました。


きっと何かが見つけられる気がする


そんな気持ちを話してくれたその時


ともかく激励しながら自転車を押し押し歩いた事を思い出します。


そして彼女はやり切ってしまいました。


一生懸命なエネルギーって必ず集まってしまうから


ボランティアメンバーには、スーパーママが居たようです。


スイートルーム代官山、代表の鈴木奈央子さん


目のキク方、お耳の早い方、アンテナを張っている方は


もうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが・・・


「ママと子供の居場所」を、今春、代官山に開いた方です。

その素敵さの全ての説明を、ホームページ　に譲らせていただきます。



ありそうで無かった、こんな都心のサロン。



ここを、です。息子と同じ年齢の、現在3歳のお子さんの


育児をしながらオープンさせた、鈴木奈央子さんのﾊｰﾄと行動力に頭が下がる・・・


それと同時に、胸が熱くなります。


さて、さて、そこで！！です。


ワタシの親友である”あの彼女”のお子様連れOKのドルチェデコ教室が開かれます。

From:DolceDecoBlog

大好きな”あの人”を、たまたまあの時、”この人”に紹介したら


さらにその奥の”その人”との出逢いに繋がって・・・という。


ドルチェデコの親友は


”繋いでくれた人脈が、さらに枝葉を広げて結び合ってるんだよ。”


と表現していました。


ああぁもうっ。代官山に飛んでって、皆とｶﾞｯﾁﾘﾊｸﾞでもしたい！（笑）


皆様是非、詳しくはこちらです。

http://ameblo.jp/doldeco/entry-10887266712.html



さて、長くなりましたが、今夜、”ご縁”を意識して書いてみました。


なので、最後に追伸。


先週お話した、ワタシのお仕事、


先方の求める時間が、ワタシの”ママ時間”に影響及ぼす事を懸念して・・・


という内容のお返事のモト、残念ながら、見送りとなりました。


”ご縁が無かった。”というやつですね。


失恋ショック的、ガァァーン!　そりゃあ、ありましたが（笑）



でも、振られた後にこんな素敵な彼が登場して・・・



・・・なんていうのは、巷によくあるお話。



次のご縁を手繰り寄せるぞぃ。と、



案外ﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞな時間が流れた、13日の金曜日でした。



皆様どうぞ、よい週末を＾＾！


Love,


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KREVA

シンガポールより皆様へ


意外と、と、切り出して「へえ」と思われるかどうか



解らないですが・・・



ワタシは音楽だったら、Hiphopなんかが好きです。



ただ、自分で選ぶジャンルは常に洋楽だったし、



邦楽や、まして日本語のそういうのどうなのよ？




そんな風に、斜めに思ってたフトドキ者の一人です。




でも夫と知り合った頃、勧められて聴いたのが始まりで




以来ずっとＫＲＥＶＡが好きです。



以前、小沢健二さんを　「一瞬にして遠くにいざなってくれる」　と書きましたが




ＫＲＥＶＡの場合は、一瞬で、”生きてく”って事に impact を与えてくれる。



そんな感じです。



彼のメッセージっていつも本当に圧倒的で



ＰＶなんか見て、



長い両手をめいいっぱい広げたり、動かす様を見ながら



彼のフロウに身を任せると、



”感情移入”に関しては、ちょっと無駄に得意なところがあるワタシ




聴き終わったあとは、いつも殆ど、ショック、です。




今回夫が「コレ見て」と教えてくれたこの曲



途中、レイバンのサングラスを、スッとはずして・・・



そこからはただ、ただ、息をのみました。




本日、11日、発売だそうで。



”声が出せないんだったら 鳴らせ ハンドクラップがある
それか もっといけるんなら 体揺らしてダンスがある
それが 恥ずかしいってんなら 拳上げなよ 高く高く
要は 得意分野で やっちゃってくれ 俺の分まで Ah "


”「ちょっとくらい」「自分くらい」って油断してる隙に熱が冷めてくぜ ”





あれから、2ヶ月の今日



100％で生きていくという事を思うのです。




そして



ワタシは女性で、影響を受けたり心を開く友人はやっぱり女性ですが



でも、ＫＲＥＶＡを見る度に



ああ、男って、計り知れない。 と。




なぜか、嬉しさにも似た、こみ上げるものがあり、





そんな時思わず、





息子の寝顔に目をやったりします。



Love



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ナイショの話

朝と昼、一緒になっちゃった。



休日にありがちな、そんな気の抜けた一食も



「ブランチ」って言うだけで



スタイリッシュに昇格するものかなと。



先日、”気合を入れた”ブランチに行きました。



電車に乗って、ちょっとタクシーもつかっちゃって。



以前から、”いつか！”と、狙いを定めていたお店。



みんな車で、わざわざブランチしに来てる。そんなお店でした。

エッグベネティクトや、オムレツ、などなど、数々の卵料理。

”Usual suspects”だなんて！

初めて飲むベルギービールに出会って嬉しそうな夫。

”The sleep over " という、ワタシの注文したそれは、

My Best フレンチトーストに入りそうです。

本当は座りたい席に



ちょっと手違いがあって他のご家族が通されて



マネージャーとおぼしき人が謝ってくれました。



「おおー、ｻｰﾋﾞｽってこういう一言あるかどうかなんだねえー。」



なーんて話していたら、今度はたまごの絵のＴシャツを着たおじさんが登場して・・・



私のミスで。



と、再度謝ってくれたんですね。




「マネージャーさんに言われたのかね？わざわざ気の優しいアンカーだねえ」




お手伝いのオジサンまでいい人で、お店の株は上がる一方。

すると、オジサン、



お会計の後、息子の手を引いて



お店の中のオモチャを見せてくれました。

息子が掴んだ、目玉焼きのランプ。



「持っていっていいよ」　と。



夫もワタシも、一瞬、



えっ？オジサン・・・そこまでしちゃって、・・・大丈夫？？



そう、思った時、



”It's Okay this is my place "



静かにそういわれて、びっくり。



オーナーだったんだ！と（笑）



彼はカイザーソゼなんじゃないか。と、夫と話した帰り道。（わかります？）




夜は夜で、このお店に。

ここは以前登場した、星で仕事をしていた彼女に紹介してもらった穴場です。




程よく大きな音楽もかかり




大きなソファの上で、はだしになってあぐらかいちゃって、

息子もはだしになっちゃって、

それこそ誰かのお宅のルーフにお邪魔しているような感覚。

遠くでビームを出してるサンズを、夜風の中、眺めながら

たった1杯飲んだだけで、




何かが、解けていきました。




この２軒、日曜日にあって、日本人はゼロでした。




海外に住んで、日本の、そして日本人のファンになっていく一方ではありますが



カフェなんかだと、



時として・・・



”ニッポンジンで大繁盛の大盛況！”　じゃあ無いお店に




うふふ。って、心のどこかで、思っちゃう事って、ありません？




・・・ねえ？




だから、ひっそり、こっそりと・・・貴方のお耳に入れました。

ナーイショ、ナイショ、^^

Love,



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