「おかえりなさい」をﾗｵﾊﾟｻで

大急ぎで買ったというお土産と一緒に、夫がタイより帰国しました。

数年前、女性が厚化粧なのか

はたまたお化粧をしていないのかすら、区別がつかなかった夫ですが

今は黙ってベージュピンクの口紅を土産に選べる人になりました。






ですが、前回と違うとこで買おうと思ったのに






「あれ？」と、いつもDiorになる、その点がまだまだ男性らしいですが。







とにもかくにも、”おかえりなさい。”







翌日３人で出掛けました。







「待ってましたっ！！おかえり」という言葉、それが同時に







「さあっ、家を飛び出して出掛けよう。」も、意味する我が家。いやワタシ。

一日寝ていたって良い程なのに、他２名に「そろそろ～♪　おきて～」と言われ






かわいそう、といえばそうなりますが







こちら２名も、待ちに待った　”おかえり” ということで。







近所のプラタのカフェの常連になった私と息子






もう少し違うプラタも食してみたいと、アラブ街。







と、やけに・・・静か。

祝日なのに、行ってしまって大誤算。殆どのお店が閉まっていました。






気を取り直して、ラオパサ・フェスティバルマーケットというホーカーへ。






”ビクトリア調の建物が美しい”というのはガイド本受け売りですが

True！ という感じ。






おいで、と伸ばした手に思い切り駆け寄り

「ぱぱがかえってきてさあ、うれしいなあ」と言う、まもなく３歳の息子。

たたき起こしたのとチャラかなあと思うのですが如何でしょうか。







プラタは発見できず、ナンとカレーになりました。

辛くないカレーが、美味しい！







なんでしょうね、この気負わない楽しい雰囲気。（と値段）






移動して入ったステキカフェは西洋人ばかり。illy出してます。

西洋の人って兎角、「オープン」なスペースに集まる傾向を感じつつ。

その後、夫は初めてだというホランドビレッジを　「いや先日さ」と、

ちょっと先輩ぶって得意げに案内し

各国料理の中から、これまたカジュアルメキシカンをチョイスしました。

ワタシも久々にお酒で乾杯し、「いやあーお疲れ様！」「ぱぱおつかれさまっつ！！」

「パパとのご飯はいいねえーー」と







エアコンの冷気と、外からの夜風を一緒に感じて







ハイテンションながらに、結構急いで食べるメキシカン。

まだ、ゆっくりじっくり外食なんてことが出来きれないけれど







この忙しない外食を、愛おしく懐かしむ日も、きっとそう遠くないのでしょう。

そういえば、「お泣きなさい」の回で登場したグローバル＆リッチなあのお方が







「海外はね、お金持ちはお金持ちの、普通の人は普通の人の、”日々の外食”をするところがあるものなの。どんどんいってらっしゃいよ。」






そう仰ったのをフト思い出し、





ともすると高飛車と勘違いされそうなこの一言の、実のところの深い意味を肌で感じたりもした






そんな「おかえりなさい」の外食めぐりでした。






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