2011/07/04

しかられちゃった

息子のネオ、3歳ともうすぐで7ヶ月




こちらでの園に通い始めて・・・5ヶ月。




先週末、お迎えに行くと、園で先生にしかられていました。



みんなが楽しそうに滑り台で遊ぶ中、神妙な顔つきで先生の脇に座る息子




先生も体育すわりをして息子に何かを話しています。



しばらくして先生がこちらへやってきて



急な傾斜の滑り台は、まだ(危ないから)だめよ。と何回か言ったのだけど



聞かない。と。



だから、滑り台をさせずに今話しをしていたと。



そう話す先生の語調には結構な勢いがあり、「家ではどうですか!?」



「というのも、He doesn't listen sometimes 」という事でした。



お昼寝も、30分くらい寝ないし。 という事で



30分寝入らないというのはそんなにビックディールでは無いような気もしつつ



敢えてコメントを頂くと、どぎまぎします。



すみません、少し早く寝かせてるからでしょうかね・・・



しんみりとこちらに近づいてきた息子・・・に屈んで問いかけてみました。



「ネオ君今先生に何おはなししてもらったか、わかる?」



すると



「もう、オレンジの滑り台ではすべらないことにする・・・」



と半泣きです。



と、言ってます。と先生にお伝えし、先生と息子が「また週明けね。」と



挨拶して別れました。



なんとなく、その場の先生の感じ、滑り台を見た感じ・・息子の態度を



一度にざっと考えて、思わず息子を抱いて帰りました。



抱いて、暑い道をテクテクと歩きながら、「先生のお話、英語ね、わかってすごかったねえ。」



と切り出してみました。



息子はもう引きずった様子もなく、もう、オレンジの滑り台では滑らないんだ。と



繰り返していました。



息子ですが、生まれてまだたったの3年ですが



あの時期のあの子にはホントに参った。って、そういう事がまだあまりなく、



お出掛けを含む日常生活の様々なシーンにおいても



案外、話しのわかるオトコ。



だと買いかぶっていたりします。



なので、おうちではどうですか?!が妙に頭でリフレイン。



いやまてよ、そうは言っても結構、ワガママだったりする?



家でもそういえば一回では聞かないよね???



兄弟も居ないし、お友達と比較してみる機会も少ないし、あらららら??



なんて、にわかに心が曇ってきたりして。



それに、先生がちょっと感情的になった勢いも心に残ってしまったり



毎日お迎えに行っていて、先生が今あまりいいコンディションでは無いのが



人間なのでわかってしまっている分なんとなく苦しかったり。



そんなモヤモヤを、こちらの友人にメールしてみました。



同じく息子さんがいて、日本人では無い先生と接する機会の多い彼女



すぐさま、熱ぅーく共感&考察&励ましの長いメールをくれました。



結果、ワタシはすっきりです。



同じようなシーンで、同じように迷ったり、凹んだりするって



その事そのものを確認できるって素晴らしいですね。



それに、この人何て優しい人なんだろうって、彼女の繊細さと暖かさに触れ



逆に得したような気持ちです。





最近ワタシが




「わあ、このバッグがほしいなあ」 とか、






 「このレストランに行きたいなあ。」とか言うと




「ネオ君がおにいさんになったら、しごといっぱいしてかってあげるからだーいじょうぶだから。」




という、会話の流れが気に入っている彼。




お兄さんになったら、仕事をジャンジャンするんだそうです。




それで(大好きな)タクシーにいっぱいのっちゃうんだそうです。




彼が3歳の仕事人なら、ワタシはさしずめまだ係長ぐらいでしょうか。




3歳の仕事人と、こちらで”親子経営”頑張っていきたいなと思います。






さあ、お迎えにいってきます。今日はどうだったかな?



Love



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4 件のコメント:

  1. 一回で聞かないなんて子供は普通じゃない!?と思ったけど・・・。お昼ねなんてうちの保育園ではもう2歳半くらいから誰もしてないよ(先生も時間かけて寝かせるのめんどくさいみたい笑)

    シンガポールは全体的に厳しいんだよねえ。。きっと。

    それに英語のこともあるから、ちょっとかわいそうだよね。。抱いて帰ってあげてよかったねえ!ねおくんもきっと安心したに違いない。

    ねおくんはとってもおりこうさんだと思うよ。ほんとに。危ないのを注意するにしても、怒られるからもうやらない、っていう風に子供が受け取るような手法はどうかなあ・・・と思うよね。危ないからやらない、ならいいのだけど。まあ先生もたくさん子供を見てて、夕方とか疲れてきてるのかもしれないけど。。。

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  2. Ohimeちゃん、コメントありがとう。

    そうなのよね・・・おなじ園に通わせた日本時代の事も絡めて、この手の話をOhimeちゃんに語り始めたらナガ~くなりそうで
    (笑)

    まさに、英語の事もあるから、言ってる言葉を理解出来てない故の・・とか色々考え始めるとね。

    ひとまず今日は本人、先生ともに滑り台イシューは無し!という事を確認して帰ってきたわ^^:
    問題は小さいながらに、いろいろありますなあ。

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  3. 今さら~のコメントで失礼します!
    あ~、なんか分かるわ・・・。オレンジの滑り台はもうしない、って繰り返したんだね。ママの目線がちゃんとネオくんと同じところにあるから、こうして伝わってくるんだと思います。子ども時代は、ピカピカしたことばかりじゃない。ちいちゃい傷が実はいっぱい出来て、それをおうちで(多くの場合はお母さんに)癒されて、そうやって大きくなるんだよね。でも、そういう回復のパワーを与えてもらえない子もいっぱいいるんだよね。身体は大人になっても、心の中は、傷がいっぱいの小さい子どもを抱えた人がいっぱい・・・。

    ネオくんは、ママからたくさんの心のご飯を貰って、身体だけじゃなく、心もどんどん大きく広くなるってそう思いました!

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  4. Kazue さん

    コメントありがとうです。この投稿はできるだけ落ち着いてから(当時)書いた
    けれど、その当日は自分自身が結構ショックで思わず抱いて帰ってしまった
    という、ネオのシンガポール最初の園での印象深い一コマで・・・
    これに感じ入ってもらえたのは嬉しい気持ち。

    自分の、いいかげん大人になってるはずのついつい最近までを含めた「これまで」を思っても、両親には、細かいことから大きなことまで色々と受け止めてきてもらってるなあと思うんですよね。
    そんな風に自分も進めるかしら?いやいやまだまだだわあ。と思うけれど
    kazueさんの締めくくりをよんで、よぉし!そうよね。って。

    Kazueさんの、子供に対する愛にあふれる視点を感じたコメント、ありがとう!コメントといい、大きな笑顔といい、すみずみに、賢くってあったかいそんなオーラが行き渡ってる人に出会っちゃったな〜。って昨日からとっても嬉しい!

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