2010/09/30

異なる人々の「おんなじ」

暑い国、シンガポールにて。


暑けりゃ出すヒト。

暑くても覆うヒト。


カジュアルに覆う日もあれば

ちょっと「お国っぽい」服で出かける日もある。


ともかく。


みんな違って、それぞれに、いい。


そんなことを、じわじわと体感中です。


異なるバックグラウンドの人間が混ざり合い暮らすこの国の、いわゆる”共通”は何なのか?



それは、”マナー”な気がします。



新参者のワタシが語るのはまだ早い気が致しますが、とりあえずそう感じています。




たとえば。



エレベータで、誰かと乗り合わせた場合、十中八九、微笑みあう。



そしてどちらからともなく"Hello"です。




目が合ったら、その目をそらす前に、ちょっと微笑み合う。



インド人でも、中国系でも、オトコでも、オンナでも、そうです。



席を譲ってくれるのは、スマートなタイミングで、男性が多いんですよ。



よく周りを見てるんですよね。




先日、調子に乗って、IKEAで、重くてかさばるものを買い込みすぎ、


会計のタイミングで息子は寝てしまって。





「荷物、カートに乗せましょうか?」 と小声で申し出るタイ系の若い男性。




タクシー乗り場で「お先にどうぞ。」と、ヨーロピアン。




そして、重い荷物を2人がかりでトランクに乗せてくれたインドの女性。




「本当にありがとう。」と言うワタシに、深い深い黒い瞳をした彼女は、




わたしの目をみて、ゆっくりと、2回うなづきました。




いい加減ハタ迷惑なワタシですが、優しさ3連発に助けられ家路をたどります。




Helpingの精神、かなり根付いています。



けどなんでしょう、アジア人故、大袈裟な感じがしないとでも言いましょうか。



絶妙です。




上海在住の友人が、バケーション帰りのトランスファーでこちらへ寄ってくれました。



上海で、逞しすぎる人々に鍛えられている2人。人々のお行儀の良さに感激していました。



マナーがよいのは罰則が多いから? 確かに、それもあるかもしれません。



でも、助けてもらった時、息子に言うようにしてます。


「いま助けてもらった。まますごーくうれしい。ありがたい。」



すると、「ね。まま。おじさんやさしいね。」と返してきます。



助ける事は、優しい。



助けられると、うれしい。



2歳にだってわかること。




みんな違ってそれでいい。けれど、異なる文化に存在する 「みんな、おんなじ。」


優しさを、大切に、していきたいです。

2010/09/29

小さなオトコの細かい気持ち

息子、2歳 in Singapore.
あと2ヶ月もすれば3歳です。


広い園庭の保育園でお友達一杯、先生一杯、いろんな好奇心を
満たしてもらっていた日々から一転、ここでは日中ワタシと2人の生活。


「まま、なかよしして。」と毎日言われます。



すきな遊びは、こまかぁいやつ。


ゴミ屋さんごっこ(今、清掃車がアツイ)、とか、その郵便やさんバージョン。
ごみをこっちにいれますー。とか。ゆーうびんですぅー。を延々です。




できる限り「なかよし」しながら
と思うもの、苦戦する大人のワタシ。


家のなかで丸1日2人で。というのは、ギブUp。


毎日外へ飛び出しますが、この手の場所は1人ではノリきれない様子。


ということで、先日、ちいさなオトコの、細か~い気持ちを満たす、いい場所にいきました。



好きなの選びます。「これがいい、かにさん」


ボンドのような色絵の具をブチューっと。


それを楊枝でひろげて。


全部に違う色を使って、黙々とすすめたら、カラフルな蟹ちゃんの完成です。



夫に話しをした所、「俺も小さい頃はこういう細かいのがすきだった。サッカーとかすきになったのはもっと後」 とのこと。知らなかった。

「いまも、煮玉子用に殻むいてる時とか、すきなんだ。俺がそんなことしてちゃいけないんだけどさ、ずうーっとできるくらい。」


何でも、ラーメンで表現する夫。

けど、それが最近案外わかりやすいのはなぜでしょう。


細かい好きのDNA さておきです、


”細かい事もできてしまう。けど、細かい奴と言われない。”
ネオがそんな素敵なオトコに育ちますように。

女目線で願う母であります。

2010/09/28

星Sweetsルポ

シンガポールよりこんばんは。
日本はすっかり秋めいてきたとか。そんなメールをいくつか頂いて。あーなんかうらやましい!
夏が終わって秋になる感じと、自分の誕生日が近いクリスマス前あたり。
このあたりが、ムショウに好きです。


今日はこちらのスイーツを。
「シンガポールなんて暑いし、いっつもカキ氷たべてんじゃないの?」
いえいえ、そんなこともなさそうでして。

いや、実際そうなのかもです。
けど、そうじゃないお国出身の方、そうじゃない気分にもフィットするラインナップもあるみたい。


まずは、カップケーキ。


チョコレート屋さん。ここはガイドとかにも載ってるみたい。




チリがハイヒールになってる!!と、通る度、入りたいなとおもいつつの、息子と2人ではちょっと敷居が高いシャレオツThaiレストラン。Thaiフードの後のブラウニー。誰かがこちらへきた際、行きたいな・・・



ジェラートを出すカフェ、これまた、お洒落。



エトセトラ・・・エトセトラ・・・


当店イケメンバリスタ・・・ではなくジョージクルーニー。彼の宣伝するエスプレッソマシーン店。ハマりますね。

カジュアルなモールのちょっと可愛いおみせ。




・・・と、まあまだまだ沢山。ローカルっぽいケーキや、カキ氷、そっちはまたの機会。

というのは、お洒落に目が慣れている東京friends、in 海外Friendsに、早くフライトのブッキングをしてほしいから、”こっちにも、可愛いのあるよ。” ってことで、宣伝ルポなのでした。

Sweetsは、一緒に食べたほうが、楽しいでしょ?


Love, Mio

2010/09/27

3人の休日、翌日の2人

土曜は夫が休日で、翌日からはタイへ行くことが決まってました。

ここは、ゆっくりと。

と、イカナイのが我々の性分でして、予定をよくばります。
したいこと、しなくちゃいけない事、わすれないでね、ワタシのその合間のキョロキョロ。


しかし、3人だと妙に楽しい。


まずは、ココから。



馴染みのトーマスと見せての


トミカ。



「明日からパパいないし、もう一個買う?」と なぜか、追加をおすすめする夫。


「いいよいいよ。ぱぱ。」 と なぜか、いいやつになっちゃう息子。3人だから?


スーパーですら、なぜかうれしい私達。


写真を撮ってもらってまた笑い。


オーチャードからタクシーでチャイナタウン。
肉まんをほおばる。なぜか脅威的美味。3人だから?いや、これは味が。



また場所を移動して、 ワタシの携帯電話も契約してもらい



満足気にカフェでまた笑う。





乗り物乗っちゃって、笑う。


その後夫の仕事の用事をすませて、一旦帰宅してからの、夕食。


もうくたくたながらに、笑う。


からの、ダメ押しトーマス。


そのあと、夫は朝5時に起きてタイにいきました。


さあ、今日から2人か。
どうしよっか。おんなじことをしてみる?


オーチャードに出て、今度は郵便局屋さんのくるまをゲット。

そして出てみたチャイナタウン。



おんなじ美味しい肉まんを食べた息子とワタシの2人。


でも、今日はそこまで。


「まま、かえろうか。シンガポのおうち。」


「かえろうか。」


帰ってきちゃいました。
息子とワタシ。2人だと、このくらいでちょうどいい。

どちらからともなくそう悟る、そんな翌日なのでした。