シンガポールより皆様へ
今日は、朝、東京の親友と電話でキャッチアップをした後
ザザっと家事をして
隣の駅に1人で映画を見に行きました。
サラジェシカパーカの映画です。
このブログでも幾度も触れている、
言わずと知れた、SATCシリーズの主人公ですね。
NYの街を舞台にしている事は一緒でしたが
キャリアウーマンとして、母として、妻として奮闘する。という役どころでした。
映画を見た人のレビューが結構酷くて
”女性誌で読むキャリアウーマンのHectic(めちゃくちゃ忙しい)日常以上になにものでもない”とか、
”サラジェシカパーカーを疲れて見せるのは監督の意図だったかもしれないが
実際見た目がawful (酷かった)”など・・・・
でも、行きました。
会場につくと、誰もおらず、結局私を含めて観客は5人だったのですが
スクリーンをたった5人で独占してみたその映画は
本当にヨカッタです。
映画は、出張帰りのサラが
子供の学校のベイクセールで、子供をがっかりさせる訳には行かないと
市販のパイをデリで買ってきて夜中に細工するところから始まります。
母と妻、そしてキャリアの両立は
優先順位と選択の連続
いつもやる事をリストアップして眠れないでいる、というところ
「ハイヒール履いて羨ましいわあ」と、学校でうわべで褒められた後
「頭とかしなさいよね」と背中に陰口を叩かれるシーンなんて
可笑しいながらになんだかリアルです。
SATCが好きな方であれば、サラを、長年見た親友のように
感情移入できる人も多いと思いますが
ワタシもその一人で、
彼女が焦った時の話し方、説得するように話す時の話し方、
嬉しそうに肩をすくめながら話す姿を見ながら
自分や友達と重ね合わせました。
確かにシワが目立つ、メークの薄い彼女は、それこそが愛おしくて
本当にハートウォーミングで、チャーミングでした。
華奢な足に折れそうな程のハイヒールの靴を履いて
出張先からアイフォンで電話のむこうの子供に子守唄を歌って聴かせるサラは
仕事、家族、母親、女性、どれにも訴えかけてきて
仕事をはじめた自分に元気と勇気と、そしてやる気も
みんな分けてくれました。
夜景で言えばシンガポールも負けてはいないのだけど
プレッツェルをかじりながら、上司であるハマリ役のピアーズブロスナンと秋のNYを歩く姿。
朝電話した親友のあの子も、もし東京でこれを見たら
”NYに行きたいね。”と、きっと言うだろうなと思いながら映画館を後にし
ワタシの今日の ”リスト” 楽しい部分を終えたのでした。
" I don't know how she does it " どんな邦題になるのかな。
さ、ワタシもほかのTODOをかたずけるぞ!
予告編、のせておきますね。
Love,
Click&Make me happy!
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