ﾅｲｼｮの話 vol.6

ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙより皆様へ





ブランチ、という言葉はもうすっかり日本語になっている感じがしますが




"All-Day-Breakfast "





この言葉に心踊る方はどのくらいいるのでしょうか。






行きたいカフェを探す時、ワタシの基準になる言葉の一つはこれです。






一日中、朝食を食べれる店。






海外なんかだと、こういうの多い気がするんですが







いや、もしかしたら東京もそうだったんだけど、







平日のオールデーブレックファーストなんかはどのみち無理だったから







”ウィークエンドブランチ”ばかりに気を取られていたのかな？






Anyway






夫が一緒に行けるというので、All-Day-Breakfast を基準に選び選び






行ってきました

暑い日差しの中、南国ムード満点の道を歩いて開けたのは

ヨットハーバーです

なんと清々しいこと！

ワタシが、「ああ、あの人もこの人も居たらいいのに」と思う時

どちらかというといつも、切ない気持ちになりながらなのですが、







この時ばかりは空と水と・・・ウォー皆来いっ！って感じでした







夫もカメラを抱え戦闘態勢です

そしてその奥にあるのが目当てのカフェ

グルメコーヒーに

アルコホリック用の！？リキュール入りコーヒー（笑）

麺バカな夫ですが







カフェの時はちゃんと尊重してくれます。

必ずビールは飲みますが・・・

そしてありました、ブレックファーストメニュー！

ワタシが頼んだのはパンケーキ、ベーコンを付けるのは絶対怠りません。






こういう時、夫は「引き」と「寄り」で二回写真を撮るので大変です







こんなんなって撮るわけです。

でも、だから、







これがワタシが精一杯？撮ったパンケーキ

これが夫が撮ったもの。

夫のほうがおいしそうに見えますね。







それにしても美味しいパンケーキでした







我が家からだと遠足ですが







近くにお住まいですか？みたいな外人さんたち、大人の男性の比率が多く







平日に・・・お、お仕事は？と聞きたくなります。






「ん？仕事？そんなもの、しなくても大丈夫なのさ。」






そういうことを平気で言いそうな人が居る国だからすごいです。






天気がよくて、風がきもちよくって、開放的で

ヨットを見ながら、一日中、朝食メニューが食べられる。

どうしたって、話題も爽やかになっていく事請け合いです






天気がいいかはその日次第ですが







常夏のこちらですから＾＾

100点満点のこのお店、気分的には、「ナイショの話デラックス」　とか






「ナイショの話スーパー」　とか







そういうクラスにしたい感じでしたが







きっと、そっと、足繁く通っている人が今

画面のむこうに居るのかもしれません。ね＾＾！







Love,



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朝のお気に入りShow

シンガポールより皆様へ




ワタシは、あまりテレビを観ません。なぜだろう。






それでもなんとなくテレビをつけたい時間は朝で、






まだエンジンがかからないなかで息子と登園するまでの時間は






ニュース番組をつけています。






そこに流れる言葉は本来一番わかり易いはずの






キャスターの英語なのに、映像とあわせて理解して取り込まれるのは






半分くらいでしょうか。凹みます。その上、どうしてもキャスターの人の






ネクタイの結びがすごい大きいなーとか






この人はメガネの日とそうじゃない日はどういう区別だろうなーとか






映画紹介の人のお化粧はどうしてこんなにユニークなんだろう・・・とか






ぼんやりしたアタマで、毎朝必ず、同じ事に気を取られます。






そして息子を送って家にもどって






残りの家事などを片付けながら見る番組ができました。






朝９時から、ellen degeneres show です。






これはアメリカの番組で、日本での知名度はどうかあれですが






アメリカではエレンを知らない人はいないんじゃないでしょうか。






有名なホストである彼女が番組に毎々ゲストを迎えてのトークと






客席参加型のゲームをしたり、知名度なんかも含めて






無理やり例えて、「笑っていいとも」みたいな感じ？






彼女は早口ですが、彼女のトークはわかります。だから楽しい。






やっぱり、トピックや単語が難しくないからですね。






それに、エレン、姿勢のいいショートヘアーの彼女が






仕立てのいいシャツに薄手のタイトなカーディガンなんかをきて






はつらつとちょっと長めの小話をしたあとは、






かならず客席をまわって踊るんですよ。






そこがどうにもテンションが上がるわけです。






一日中このテンションだと、ワタシは日本人なので・・・






取り残されてしまうけど、この瞬間に今はまっています。





彼女が階段を一段一段上がるのと同時に






一人きりで自分もノッてみたりしながら、






洗濯物をたたむ・・・






昔のしか探せませんでしたが、こんな感じ







客席もフォーーとか言ってみんな体を揺すっているわけです






なんとなくみんな踊れちゃうってすごいよなあ・・・と






ノリの違いっていうんですかね、大げさに言うとことの






文化の違いを毎朝感じます。






どの年齢でもなんとなくまあ、日本人はみんなカラオケでそこそこ歌えるように






踊ることが誰にも、おおかた、自然。






そんな感覚なんでしょうか。







迎えるゲストはハリウッド俳優とかミュージシャンで






毎々大物なんですよね。私が見ただけでも






ブラッドピットや、リアーナ、ジャスティンティンバーレイク





ブラックアイドピーズ・・・。曲の出演でスティーヴィーワンダー





過去にも数え切れない程の有名人が登場しています。






皆、気持ちの良い顔で登場して、大好きなその人と会ったような笑顔で






エレンとハグか軽いキスをしたあと






話し始めるわけですが、






で、今誰かとデートしてる？とかそういう事が話題に入ってきて







まあ、この人としてますと答える人はいないにしても






結構そういう事も話すんですよね。






イントネーションのつよい英会話はまるで曲のよう・・・






会話を聞きながら化粧をし






終わって少ししてからワタシは仕事なり外出先なりに、出かけます。





この間、彼女が綺麗なモデルさんと撮影風景で、






彼女ワタシと高校が一緒だったわけ、同級生、だから５３歳。






ってジョークを飛ばしていたんですが






モデルさんはもっと全然若かったですが、エレンが５３歳だということに






物凄い驚いてしまいました。






４０代前半に見えませんか？






平日の気持ちの良いルーティン時間が出来て





それが嬉しい最近です。





皆様良い日曜日を！




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ﾅｲｼｮの話 vol.5

シンガポールより皆様へ




コーヒーは、お好きですか？

ワタシは、コーヒーが好きです。






一日のどのタイミングで、どんな献立や、お菓子とも






あらかた、コーヒーで大丈夫です。






フワフワのパンケーキにベーコンなんかと共に味わうコーヒーの至福は






語るまでもないですが、







和食でもワタシは同じです。





帰省時、実家にて。





炊きたての美味しいご飯に、焼いたタラコや、ノリとか。





こまごまとした朝の和食の傍に







淹れたてのコーヒーも同時に用意してあった時





あぁ、これこそ、幸せと呼んで相応しい。





気味が悪かろうがなんだろうが、わたしの中では、そんな感じ。





だから、カフェで、チョイスがあると






おいしそうなスムージーがあっても、シュワッとしたい？と頭をかすめても、





一瞬の間の後、たいがいは





Ah... カプチーノ...と口が動きます。





なんか、コーヒーにしておかないと、いまいち心もとなくて。





そろそろ。と腰を上げたお宅で




「ね、コーヒー淹れなおしましょうか」





そう言われたら、もしかして座り直してしまうかも。





しつこく説明してしまいました。





お友達と、ランチに行きました。






場所は快くお任せしてくれたので、最近の1番目当てだった店に。





The Bank bar.

店員さんたちは、皆黒のタイトなミニドレス

界隈のビジネスピープルで賑わってました。

Wall street meets Charing cross

というのが店のコンセプトとは、後から読んだ一文ですが、

夜になればまた、仕事を終えた後の一杯で

スマートな賑わいをみせるんだろうなと思わせました。

コーヒーは如何です？

そう聞かれて、頼まずにお店を後にした訳は






向かうべき大本命は、その隣の







・・・こちらのお店だったからです！

カプチーノを頼んでも、





"　どの豆で、淹れますか？" 　と聞かれる

Jewel Coffee

本気のバリスタにとっては

豆は宝石のごとし、なんだよね、そうだよね？

好きに解釈し、興奮します。






それだけのこだわりな、可愛い店のそのコーヒーに

うんちくを傾ける暇もないくらい

次から次へ話がとまらず





そうなのそうなの！と、笑いあえる新しい友達と

可愛い可愛いと言いあった挙句

1人だと、手にしても何故か多分買えない類の

コーヒーボトルも買ってしまいました。

 

コーヒーボトルを買ったのに

お互い、コーヒーはカップに入れてもらった上に

多分これ、かっこよく持ち歩けないよね。

 

・・・自宅でパソコンの時用だね。

意見が一致したこと＾＾

 

これこそ、今日の1番の輝きだったと思ってます。







"Coffee, the last cheap drug."

本当に満足な一日でした。

皆様どうぞ、よい週末を！

 

Love,

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小さな満足

私達が忘れがちなのは、
退屈も充実も自分自身がつくっているものであること。
大人になるということは、自分で自分の人生をつくることに他ならない。
その中でも、退屈と充実は100％自分でつくるものなのに。　---本より抜粋



タイで迎えたクリスマスの前半は、




お話したとおり、市場とトゥクトゥクでハッピーに過ぎました。





そのあと、水遊びをして、昼寝をしてから

仕事をなんとか早く終えた夫と食事にいきました。






家族で夕飯をとれたのはいつぶりでしょうか。

そのあと、タクシーでラチャダ、というエリアに行き

歩道にずらっとならんだギラギラした靴や服や下着やアクセサリー

 

脇の小路でやっている野外ネイルサロンなんかを眺め

タイらしい喧騒を味わいながら歩きました。

翌朝は初めて屋台の麺を食べました。

美味しくてびっくりしました。

タイにいる間、ネオは終始楽しそうでした。






星では、積極的に英語を話したりしないのに、






二つしか覚えていないタイ語を道行く人にはなしたりしていました。

開放感でしょうか。






パパと居る時間があって、楽しかったんだと思います。

家族３人の時間があまりに少ない2011後半でした。






パパが居ればいいのにねえ。とは時に口にするけれど、






イジケる事も退屈そうにすることもなく






すごせると分かったその瞬間から思い切り楽しむ４歳。

いつでも心のウォームアップは万全なのか





うわあああああーーパパああああーと言って、即、手を振り回して迎える。






朝ほんの少しパパと居る時間があっただけでも






パパありがとねー。とおもむろに言っちゃったりする。






息子、すごいです。






ワタシは、例えば、7時過ぎにホテルに戻る。と言ったのに






8時になった夫にムッとしたりします。






あれさっき、市場からの帰り、あったかい気持ちになったんじゃ・・・？






どっちが大人なんだかわかりません。






家族の時間、家族の時間！と、無いものへの渇望が大きくなるばかりで






2011年






わずかながらに、家族で居たその短く貴重な時間を、

息子程最大限に感謝し、喜んでいたでしょうか。

性格的にも、ダイナミックな物を求めがちなワタシですが






実際思い出になったりするのは





ﾇｰﾄﾞﾙﾎﾘｯｸに付き合って食べた、40バーツの屋台の麺が





とても美味しかったことかもしれません。






2012年は、小さな満足と感謝を、家族に。

沢山、重ねていきたいです。





小さくて簡単そうな、でも多分忘れがちな、大事な事を目標にします。





Happy new year ! 2012年もどうぞよろしくお願い致します。





Love



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