2011/09/20

フセインの愛人の告白、From スエーデン

シンガポールより皆様へ






9月14日に出版されたこちらの本






”あの” サダムフセインの愛人を30年にわたり続けた女性の告白です。





現在、スエーデンに暮らす、ワタシの大好きな友人が





スエーデン語から日本語への翻訳をしました。





友人が幾度にも分けて色々な切り口から本についてのインフォメーションを





こちらのブログで発信しています。





ブログでの紹介の、どの切り口から読んでも





女であれば、まず絶対に、買って読みたくなること請け合いです。





一部彼女のブログの文をそのまま抜粋させていただきますね。


タイトルやオビを読むと、なんだか怖そうな話だなぁ という印象だと思います。
確かに、サダム・フセインに一生を翻弄され続けた女性の物語。
でもこの本にあるのは、恐怖や陰鬱さではありません。
その代わりに、溢れんばかりの華やかさと、愛の強さ。
彼女の生き方自身がそうだからです。
大富豪の令嬢として大切に育てられ、
夢見る17歳の頃恋に落ちた、王子様のような男性。
それが後に、その残虐さで世界に名をとどろかすサダム・フセインでした。
その後一生に渡って彼女を支配しようとするサダム。
その中で、語学力と社交性を生かして華やかなキャリアウーマンとしても活躍し、
シングルマザーとして全力で3人の子供たちに愛を注ぎ育て、
フセイン一族の魔の手から守り抜いた彼女。
政府の高官や軍人たちが、サダムの機嫌次第で、次々と殺されていったイラクで、
なぜお嬢様育ちの非力な彼女が生き延びることができたのか?
子供たちを3人とも守りきることができたのか?
私は、その答えは 「愛されて育った子は強い」 だと思うのです。
彼女は両親や兄弟にとても愛されて大切にされて育ちました。
愛を知っている人間は強い。
それを身をもって証明した主人公。
その生き方に、勇気をもらい、
自分が女として、母親として、どうやって生きていくべきなのか、道を指し示してもらえた気がします。
一人でも多くの人に読んでいただきたく、この本を日本語に翻訳しました。


ね^^?引き込まれませんか?





本のご紹介そのものは、彼女のブログに譲らせていただきます。





翻訳をした久山葉子さんは、日本で息子が通っていた園の、ママ友でした。





入園前のオリエンテーションで、思わず彼女に声を掛けたワタシ。





なぜって、





旦那様が、嘗て、(当時の)ワタシと同じ会社に在籍していたんです。





それは大勢が働く会社で、たまたま、旦那様を覚えていたワタシ。





そこから家族ぐるみ、ママ友のみんなとの付き合いが始まりましたが





そのうちの日常の大半はまだ1才だった子供の保育園やら病気やら





復帰したばかりの社会との折り合いでてんやわんや。





細か〜い事がスマートにいかない状況を各々初体験していた時期





その中の、たった8ヶ月だったんですが





そのたった8ヶ月の間で





”友達をものすごく大事にする人”という強い強い印象をワタシの中に残して





きっと長く特別な付き合いになるであろう、という確実な感触を残して





彼女はスエーデンに旅立ち





不思議なもので、1年しないうちに、自分も日本を離れていました。





業界にツテもなかったのに、ドイツのブックフェアーまで出掛けた彼女





なんというか、





海外に出て、日本での状況、自分のしていた事は、一旦無くなったモノ同士





海外で自分を見出す、という言葉はタイソウな感じかもしれませんが





で、どうなる? という事については、よく彼女と話しました






彼女が自分で掴みとり、形にして、羽ばたかせるまでに至った本の翻訳。





心の底から、感動しています。





彼女は贈呈すると言ってくれましたが





ワタシは、ものすごくはやる気持ちを抑えつつ、この本は





必ずや、自分の「星・初給与」で買うゾ!と決めています。





そう、来週から、ワタシもこちらでオフィスワークです。





それについてはまた今度お話させてください。





星での二年目が、ワクワクを抱えてスタートを切れる事を





彼女の翻訳本の出版と同時期に彼女に報告出来た事で





彼女との不思議なタイミングをまた感じたりもしました。




葉子さん、本当にオメデトウ!





さて、と、本が大好きな義妹にメールをすると致しましょうか^^





皆様も、是非、やってくる秋の夜長のベッドサイドに。





Love,



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2 件のコメント:

  1. お久しぶり♪

    いよいよオフィスワークのStartなのね★
    どんな感じなのか、お話を聞くのが楽しみ。
    また帰ったらゆっくり会おうね♪

    お友達はスウェ語が出来るの?
    かっちょいいなぁ・・・
    日本にいるし、私もその本読んでみるね。

    返信削除
  2. Chamiさん

    ものすごく遅くなってしまってごめんね。
    そうなの、オフィスワーク開始っ!

    友達、スエーデン語が堪能なんてかっこよすぎるよね。
    是非是非Chamiさんにも読んで欲しい。こういう時すぐ「読んでみるね」って言うChamiさんの好奇心や暖かさにグッとくるわあ。

    ぜひぜひこちらに戻ったらランチでもさせてね。

    返信削除